Distortion Life

ゲーム開発者つよがエンタメを思考したら発信するブログ

メタル初心者にオススメしたい!最低限聴いておくべきラウド曲10選

どうにも偉そうなタイトルを付けてしまいました。でも、メタル初心者はこの2015年の世の中でも居るハズですので、彼等の手引きとなってくれる事を願って真面目に書いてみたいと思います。当たり前ながら個人的な趣味全開ですから、この10選はおかしいなどと思われたヘッドバンガーズ諸氏はどうかご容赦を。

 あそうそう、ランキングではなく、紹介する順番は特に意図しませんので悪しからず。では行ってみましょう。

Painkiller / Judas Priest

ペインキラー

ペインキラー

 

 Judas Priestを外してへヴィメタルを語る事は出来ません。

 出来ないんです。

 とは云え、歴史の長いバンドですのでどの時代の曲を切り取るかはなかなか難しいんですよね。ただまあ、メタル初心者に「とりあえずコレ聴いて!」と薦める事を思うと、この曲でしょう。

 ハイトーンシャウトのロブ・ハルフォードが一番カッコイイのもこの曲です。ストレートな構成ながら、「メタルってこういうものだ」と説明する為の要素が全て網羅されています。今聴いてもイントロから全員テンション高くってインパクトは凄まじいですよ。

Ace of Spades / Motorhead

Ace of Spades

Ace of Spades

 

 彼等もまた、歴史の長いバンドです。パンク、ハード・ロック、ヘビーメタルの流れに中で、常にリスペクトされ続けた偉大なる親父達です。

 ベース・ボーカルのレミー・キルミスター以外は結構メンバーチェンジがありました。ただ、レミーがベース弾いて歌うと、もうMotorheadになっちゃうんです。そういう説得力が彼のプレイと声にはあるんですね。

 多くのミュージシャンに尊敬されるバンドなので、カバーもされまくっています。この曲を知らずにラウドミュージックを語る事もまた出来ない相談です。

Battery / Metallica

Master of Puppets

Master of Puppets

 

 さてMetallicaです。このバンドは時代によって音楽性が結構変わってきているので、曲との出合い方次第ではもったいない印象を持ってしまう可能性があります。ですので1stコンタクトはとても大事です。

 そこで選んだのは、やっぱりと云うか敢えてと云うか、3rdアルバムmaster of puppetsのリーダートラックBatteryです。ちなみに僕はこの曲でメタルの洗礼を受けました。スピード感、攻撃性、リフのカッコ良さ、、曲構成、どれをとっても歴史に残すべき名曲だと思います。

War Ensemble / Slayer

Seasons in the Abyss

Seasons in the Abyss

 

 ラウド、と云う単語がこれほど似合うバンドはなかなか居ません。スラッシュメタル勢という括り方で云えば、MetallicaやAnthraxと並べられる事の多い彼等、その音楽性における唯一無二の個性は抜きんでています。

 これぞスラッシュメタル。

 そんな彼等も何度かメンバーチェンジを経験しますが、結成メンバー4人がベストメンバーです。その4人で制作されたアルバムとしては一旦この作品を最後にドラマーのデイヴ・ロンバートが脱退してしまうのです。後に戻ってくるんですけどね。そういった意味で、第一期の集大成的な意味合いを持つ作品です。熟成された攻撃性を堪能してください。

 明後日の方向にメロが飛んで行ってしまうギターソロも、彼等の味ですね。

Holy Wars...The Punishment Due / Megadeth

Rust in Peace

Rust in Peace

 

 Metallicaとの確執から生まれたと云っても過言ではないバンド、Megadethの名曲です。結成当初からインテレクチュアル・スラッシュなる音楽性を標榜していた彼等の、テクニカルで冷徹な刺々しさに満ちたギターリフが印象的な曲です。

 メンバーも個人的にはベストメンバー黄金期の一枚目(通算4th)という事もあり、アルバム全体からやる気が溢れています。デイヴ・ムステインのボーカルで好き嫌いが分かれるところかと思いますが、それだけの理由でスルーしてしまうのはもったいない音楽性ですよ。一聴あれ。

Melomania / Outrage

ライフ・アンティル・デフ

ライフ・アンティル・デフ

 

 日本のバンドの中では、もっともラウドでもっともメタル然とした音を発表しているのは彼等ではないでしょうか。橋本直樹さんのボーカルもこのアルバムで一旦の円熟を見せてくれます。

 シンプルなリズムと曲構成ながら、LIVEで盛り上がる事間違いなしのオープニング、サビでは大合唱確定です。今なお精力的に活動を続けており頼もしい限りです。もう和製Metallicaなどど云わせない、説得力のあるバンドです。

The Beautiful People / Marilyn Manson 

アンチクライスト・スーパースター

アンチクライスト・スーパースター

 

 このバンドをメタルと呼ぶのかと云う議論はあるのかもしれませんが、僕としてはメタルアルバムとして大いに楽しみました。

 Marilyn Mansonがラウドミュージックシーンに登場したあたりから、曲バリエーションの幅がグっと広がったような印象がありますね。それまでメタルとはこう云うものだ、という教義のようなものがあったところから、もっと自由な表現が可能になって来たとでも云いましょうか。少なくともMarilyn Mansonはそれまでのメタルと云う言葉では括りきれない活動をしていたように思います。

 初期のこのアルバムは荒削りですが、ソコが魅力でもありますね。

Heartwork / Carcass

Heartwork

Heartwork

 

 メタルの世界にデスの方法論を持ち込んだのはcarcass登場以前にも試みとして行われていた事でしたが、それをしっかりヒットさせてシーン全体に認知させたのは恐らくこのアルバムだったでしょう。

 それまでキワモノとして扱われがちだった、グラインド・コアやデス・メタルを音楽性と攻撃性の融合と云う形で提示した意味で、歴史的価値の高いアルバムだと思います。そのタイトル曲Heartwork。正直、ドラムのヨレかたなどはまあまあ酷いのですが、そんな事を忘れてしまう程に曲がカッコイイんです。後にArchEnemyを結成するマイケル・アモットのソロパートも聴きどころです。

 このアルバムをきかっけにデス・メタルを聴き始めたリスナーも多いんじゃないでしょうかね。

People=Shit / Slipknot

Iowa

Iowa

 

 彼等もまた、ラウドミュージックの大陸をガンガン押し広げたバンドです。総勢9名のメタルバンドなんて観た事ありませんでした。更に、全員不気味で不穏なマスクで顔を隠しています。一見してイロモノ全開に見えますが、1stアルバムを聴いてぶっ飛びました。なんて凶悪な音楽なのかと。骨太のテクニックに裏打ちされた凶器的音楽の連打に打ちのめされたものです。

 そして彼等の2ndからこの曲を選びました。LIVEでも人気の曲です。よもや、こんな過激な音を出すバンドがワールドツアーを慣行しチャートに名を連ねる事になろうとは誰が予想出来たでしょう。楽曲のバリエーションも幅広いのでミクスチャと表現される事も多いのですが、根底にはメタルの血が流れているのは確実でしょうね。

Mouth For War / Pantera

Vulgar Display of Power-Deluxe Edition (CD/DVD)

Vulgar Display of Power-Deluxe Edition (CD/DVD)

 

 最後は、今は亡きバンドPanteraです。Pantera解散ののち、ギタリストであるダイムバック・ダレル氏は新たに結成DamagePlanを結成しますが、そのLIVE中にファンの手で射殺されました。非常にショッキングな事件であり、メタル界における損失も計り知れません。彼のようなギタリストはそうそう登場しないでしょうね。

 モダン・ヘヴィネスの立役者として活躍したPanteraは全パートとも個性的ですが、なかでもギタープレイの冷たくも激しいリフワークは際だっています。全体に固い音の粒が押し寄せてくるかのようなアルバムで、歴史的名盤だと思います。

最後に

ふひー。10曲書いてみました。思ったよりも大変ですね。他にも紹介したい曲がたくさんあって、選ぶのが一番苦労しました。また違った切り口で、10曲選んでみたいと思います。

 音楽を愛するみなさんの手引きになれば幸いです。■■

written by つよ