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Distortion Life

ゲーム開発者つよがエンタメを思考したら発信するブログ

BABYMETALとロブ・ハルフォードが共演した記念!みんなのPainkillerを聴いてみよう!!

音楽 Metal Grindcore BABYMETAL

BABYMETAL関連のエントリを書くのは久しぶりです。と云っても、1つ前もBABYMETAL関連でしたね。あれ?ともかく、ちょっと間が空いてしまいました。日々ネットにプラグインしている時間の方が眠っている時間よりも長いような生活を送っていますから、彼女達のニュースやメイト諸兄の話題は毎日見聞きしています。

 ただ、自分の言葉を尽くして語らなければならないと感じるようなコトが無かったり、既に同じ趣旨のライティングを見つけてしまったりなどして、なかなか書くに至りませんでした。

 が。

 先日ネット上で遂に公開された、BABYMETALとロブ・ハルフォード(METAL GOD)の共演を観てしまった以上、溢れ出す気持ちの高まりを表現しないワケにはいくまい、とキーボードに指を置いた次第です。※結果的に書いたのにすぐ公開していなかったので今更感ぱねーですけど。

 もうね。色々の想いが頭の中を駆け巡り過ぎて、言葉がなかなか出てこなかったんですよ。この動画を観ながら、彼女達の実績を大いにお祝いしたい気持ちと、こんなステージを動画とは云え観る事が出来た事に対する感謝の気持ちと、KOBA-METALへの称賛とかとかが、もうグッチャグチャになりました。

でロブ・ハルフォードって誰よ?

こう思ったメイト諸兄も多いかもしれないなーと思います。BABYMETALをきっかけにMETALサウンドに触れた皆さん方にしてみれば、いくらメタル・ゴッドだと説明されても、スキンヘッドのおじいちゃんにしか見えないでしょう。ゲイをカミングアウトしているロブは、元々ジューダス・プリーストという英国のバンドでフロントマンを務めていました。

 ヘヴィメタルの根源的な存在であったにも関わらず、90年代には当時台頭してきたグランジやモダン・ヘヴィネスといった音楽的志向に傾倒し、なんどジューダス・プリーストを辞めてしまいます。

 最高最強のヘヴィメタル・アイコンだったロブを失ったジューダス・プリーストは新ヴォーカリストを迎えアルバムを発表しますが、これがまたモダン・ヘヴィネス寄りで「あんたらまでナニやってんの……」と云う感じでした。

 一方ロブは、無名の若手ミュージシャンを集めて、自らも短パンをはいてPANTERAみたいなバンド「Fight」を結成します。これはこれでカッコイイ音楽なんですが「ナニもあんたがそんな音楽をやらなくても……」とファンはしんみり悲しみました。

 で数年間、ソロやったり新バンド作ったりなんやかんやあって、ジューダス・プリーストに復帰します。誰もが待ち望んだGODの帰還です。以来、メタルゴッドとして君臨し続けているワケなんですよ。

 ザックリ説明するとこんな感じです。

脂が乗り切った時代の名曲「Painkiller」

ロブがジューダス・プリーストを脱退する直前の12thアルバム「Painkiller」の地アトルトラックは、このブログでも何度も紹介している名曲です。丁度このアルバムの制作に合わせて加入したドラマーのスコット・トラヴィスがいい仕事してるんですよねー。

 この曲がどれくらいイイかって話は今回はチョットこっちに置いておきます。この名曲、色々のバンドによってカバーされまくってるんですよ。やっぱみんな大好きなんですよねペインキラー。今回はBABYMETALとの共演を記念して「みんなのペインキラー」を紹介してみようと思いますよ。

Painkiller / DEATH

今は亡き、チャック・シュルディナー率いる伝説のバンドDeathのカバーです。80~90年代のデス・メタル黎明期を支え音楽性の発展に大いに貢献した、デス界隈最重要バンドでした。アレンジは殆ど原曲を踏襲していますのでその部分での変化は希薄なのに、チャックの声で歌うと個性満開で流石、と思わされます。

Painkiller / DARKEST HOUR

アメリカのメタルバンド、ダーケストアワーです。まあ、なんと云うか丁寧なカバーって感じですね。ハイトーンを使わないと云う歌唱でいくと、彼等のカバーがカッコイイなと思います。演奏はとっても巧いですけど、原曲にかなり忠実なので特筆すべきはないかな。サビの合唱はいいアイデアですね。ライブで盛り上がりそう。

Painkiller / ANGRA

ブラジル・メロスピの雄、アングラのカバーです。とてもテクニックのあるバンドなので難易度の高い曲をなんなくこなしている印象のカバーです。ただあまりに無難なカバーなので、ヴォーカル以外に聴きどころが少ない残念さもうっすら漂いますが。rコーディングしている本人達はきっと楽しかったでしょうねー。

Painkiller / DEBAUCHERY

ドイツ産デスメタルバンドのデボーチェリーのカバーです。とにかく原曲を出来る限りいじらないで一生懸命カバーしているのが好感もてますね。大好き感溢れる微笑ましいカバーです。サウンドプロデュースもなかなか良好ですな。うん、いいよコレ。

Painkiller / Chthonic

台湾ブラックメタルバンドのソニックも気合のカバーです。のっけからリズムアレンジが違うなーと思っていたらブラスト・ビートで開幕。原曲への敬意をしっかり払いながら自分達ならではの音楽性に引き寄せる事に成功している、と思います。リズムの安定感も素晴らしいですね。この曲をきっかけにアルバムを聴いてみたくなりませんか。様々な楽器をアレンジに組み込む方法論もこのテのバンドにしては珍しく、野心的ですね。期待。

Painkiller / SARATOGA

スペイン産王道クサメロバンドのサラトガもペインキラーです。このバンド、純然たる超王道のパワー系クサメロを得意とするバンドで、NWOBHMの流れに一番近いっちゃあ近いんですけど、如何せん他のカバーに比べるとあまりに普通と云うか個性を感じにくい上にサウンドも軽めなので、ほんのり残念な感じです。真面目にカバーしてるんですけどね。

Painkiller / Kids

17歳の少年達がカバーしました、みてーな。ちょっとタドタドシイながらもイントロでは「おなかなかいいじゃん」と、自分の子供を観るかのような感覚でニヤニヤしてしまいます。さて歌は?と期待していると、盛大にコケます。まあ聴いてやってください。彼等のやる気だけは本物です。

Painkiller / BATHTUB SHITTER

さて最後はいよいよ日本のバンドです。グラインド・コアの雄バスタブシッターだってペインキラーをカバーしちゃいますよ。このカバーが今回紹介する中で一番クリエイティブと云える、かもしれません。ここまで破壊と創造をやっちゃうのがグラインド魂ってヤツです。あそうそう、Creeping Deathを知らないメタル初心者の方には以下の動画もどうぞ。倍楽しめますから。

最後に

世界中のヘッドバンガーズがいかにPainkillerを、ジューダスを、ロブを愛しているのか、判っていただけたでしょうか。こう云う存在なんですよ、あの声の高いつるつるじいさんは。とりま、アルバム「Painkiller」だけは聴いておいてください。死ぬまでに。■■

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written by つよ