Distortion Life

ゲーム開発者つよがエンタメを思考したら発信するブログ

若者が考えて決断して実行したのでおっさんは拍手しろ

以前僕は、合った事も話した事もない、とあるはてな界隈の人気者の方に向けて、こんなエントリを投下しました。

 企業に雇用され続ける自分の未来、「働く」と云う行為の概念崩壊に対する恐怖、など色々の感情が入り混じった複雑な心理状態に陥っていた彼の、ほんの小さな風圧程度でも背中を押す、と云うか気持ちが軽くなる手助けになればいいなーと、おっさんらしく感じたのです。

 結果このエントリが影響したかどうかは置いといて、彼は自分で考え決断を下しました。

ヒトデ会社辞めたってよ

多分、彼はTOYOT●関連企業の技術部門の社員だったんでしょうかね。あ、勝手な想像ですが。仮にそうだとして、この企業程「あの会社を辞めるなんて!?」と云われる企業はないでしょう。

 それが故に、「辞める」宣言をする事の、なんと勇気のいる事だったかと想像します。

 僕も過去に何度か「辞める」宣言をしてきましたが、彼のケース程大きな企業に雇用された経験はないので、そこまで大きなプレッシャーを感じてたわけではありませんが、それでもまあ楽しいイベントではありませんでした。

 別離の宣告は相手が誰であったとしても苦しいものです(意味深)。

 さらには、事の発端となった「ブログ」を始めた事で、ご自身が持っておられた「就職」と云うものに対するイメージが崩壊し、「仕事が楽しいわけないじゃん」的思想の人類から「楽しい仕事ってのも、もしかして……、ある……、のか……!?」的思想の人類にメタモルフォーゼしたのですから、精神状態はパルプンテだったと想像するに難くないワケです。

「気持ちが痛いほどよく判るオジ」になった僕

まあ勝手にシンパシーを感じただけですけどもね、厚かましくも。自分への納得度が足りない為に、最後の一歩を踏み出せない事は、誰にだって起こり得る事でしょう。

 この時に「世間一般的に云えば、~」とか「常識的に考えて、~」とか「今は気持ちが浮ついてるだけで永い目で見れば、~」とか、正味の話どうだっていい事なんだと思うんですね。

 んなこたーわかってる。

 その上でまだ諦めきれへんから迷っとんねんワシは、と思っていらっしゃったかは知りませんが、アドバイス罪で真っ黒ギルティの「助言」や、水を差すような「上から発言」にマミれたリアクションが実に多かった。

 このリアクションの多さが既に一つの成果ではありましょうが、とにかくこう云ったリアクションについていつも感じるのは、こんな事です。

  • 「人ってのは、他人に対して達観したがるものだなあ」
  • 「失敗する理由や材料をわざわざ発信する事って不毛説」
  • 「嫌な気分にさせる捨て台詞コンテスト会場はここですか?」

 軽く説明してしまいますよ。

「人ってのは他人に対して達観したがるものだなあ」

 これ、もはやネットの基本スタンスと云ってもいいかもね。

 他人の言動や行動に対して突然、仙人のような目線で世界や社会を語る人々。いや仙人と云わずとも、人生の先輩や社会経験の先輩として上空目線でアドバイス罪ギルティの助言爆弾を投下している人々。

 なんでこうも、上空目線なんでしょうか。

 ヒトデさんと全く同じ人生や全く同じブログ体験を経て来た人など居ないのだから、どんな経験豊富な人であったとしても、彼に偉そうな講釈をたれる事なんて、出来ないんじゃないかなーと思うのですけどもね。

 あ、これブーメラン?

 自分はそんな事ないな、と思っておわれる方々も、ちょっと振り返ってみるのはいい事かもしれませんよ。人は知らず知らずの内に、「達観」したがるもののようですから。

「失敗する理由や材料をわざわざ発信する事って不毛説」

 これ、リアル社会でも結構ザラに居ませんか、あなたの周りでも。

 ある困難や問題発生現場を前にした時に、発生しがちな人類です。状況打開策としての提案やアイデアに対して、出来ない理由と諦める為の材料をどんどん提示する人々。

 不毛な事に脳味噌使ってんなー、と。

 その情報いる?って思うんですよねー。同じ時間をかけて「出来る為の材料」とか「少しでも出来る可能性を上げる為の作戦」とかを考えて捻り出す事に腐心する方がよくないですか。

 いや全く何の価値もなく掃いて捨てて燃やして忘れてしまえばいい!程かと云えばそうでもない気もしてきました。うん、それほどではないかもな。

 「少しでも出来る可能性を上げる為の作戦」を考える時に、懸念としてリスクにもフォーカスするって意味なら、まあギリ許せるかなー。ギリやで。しゃーなしやで。

 でもまあ基本的に僕が思うのは、前に進むために思考した人間にブレーキをかけるような人類は好きではない、という事です。

「嫌な気分にさせる捨て台詞コンテスト会場はここですか?」

 これは主にネットでのアルアルですかねえ。

 達観ワナビーズ(今思いついた)にアリガチとも云えますけども、議論の土俵に上がる事は拒否していながらも、反論したくなるような釣り要素を含有したテキストを投下する人々。

 まあ、短文文化が支配的なネットでは、こういったスタンスが醸造されやすかった背景はあるでしょうね。

 突然沸き起こった正義感なのそれ?と云いたくなるような発信もちょいちょい見かけるかなあ。よく見かけるような気がするのは、「そういう事を影響力ある人が発信すると真面目にヤってる周りの人間が迷惑する」的なやつですね。

 僕が思う事としては、その程度で煽りを食らって迷惑するような環境は、どのみち別の何かで同じ煽りを食らったと思うからしがみついても仕方ないかもなー、という事です。

 まあこれもブーメランかもですね。彼らは本気でそう感じているのだとしたら、僕が発信している事も同等かもしれないです。

まあつまりは今後に期待しています!という話

とりまそうい事です。

 自分の人生について思考し、決定し、実行した、遭った事もない若者に、「ノイズなんか気にしないで人生を楽しんで!」と声をかけたくなったわけです。

 ハッキリ云って、思考して決定して実行出来る人は、概ね失敗しません。

 一時期苦境に陥る事もあるでしょうけども、それは単なる通過点であって「コレで最後」とはならず、結果的に上向きの風をまた探して乗っかるタイプなので、「失敗して終わった人」になりにくいと思うんですね。

 ヒトデさんの今後に期待して、このエントリは終わりでーーっす。■■

アドバイス罪という考え方 ~あきまんのネットメディア百年戦争~

アドバイス罪という考え方 ~あきまんのネットメディア百年戦争~

 
written by つよ