Distortion Life

ゲーム開発者つよがエンタメを思考したら発信するブログ

ARCH ENEMYの新譜「Will To Power」が最高過ぎるアルバムなので、多くの知らない人々にお教えしたいエントリ

Will to Power

デスメタルファン、なんて言葉を口にすると正直気恥ずかしいのです。音楽が好きで、生活の一部となっている人は珍しくないと思いますが、音楽を日常的に聴かない人もまた珍しくないですよね。

 僕としては事実として知っていてもその状態と云うか心理が全く理解出来ない程度には音楽が好きで生活に溶け込んでいます。

 さて僕がどの程度の時間を音楽の為に割いているかは詳しく表現しませんが、まーまー人より音楽を聴いている時間が多いとして、そんな僕が時々ある想いに駆られる事があります。

 それは、素晴らしい楽曲や優れたアルバムを見つけた時などに感じる「もしかしてこの珠玉の音楽を知らない人がいるのでは?!それは不幸だ!知らせなくては!」的な感情です。

 ただし、そうまで思える事は実に希です。

 そう云う音楽に遭遇した時と云うのは無茶苦茶エキサイトします。あ、このテーマで今度一回エントリ書けるな、まあいずれ。

 そんなアルバムなんですよ、WILL TO POWERは。

 ARCHE NEMYはデビュー盤から追いかけ続けて、はや21年です。21年目の最新作で、過去最高作品を発表してきた彼らのポジティブさには驚くばかりです。

 新しい刺激をくれる存在は本当に有難いしかけがえのないものですね。前置き長くなりましたが、とりまこの曲達を聴いてみてくださいっ!!

THE WORLD IS YOURS / ARCH ENEMY

聴きましたか。このアルバムの最初のPV、アルバムでは3曲目に収められている曲です。

 どうですか、何かグっと来るものがありませんでしたか。

 メタル・ミュージックはちょっと……、と思っておられるあなた、そんなあなたにこそ聴いてほしいんですよ。もしかしたら、あなたがメタルに対して持っておられるイメージが、アップデイトされるかもしれません。

 ただ単に喧しいだけでメロディ成分が少ない若者のサウンド、と思ってません?もちろんメタルにはそういう側面も確かにあって、ソレはソレでその方面で素晴らしい楽曲も存在してはいます。

 がしかし。

 ARCH ENEMYは一筋縄ではいかないんです。じゃ次行きます。 

The Eagle Flies Alone / ARCH ENEMY

コレもいいっすよねー。ミドル・テンポでガッツリ頭振れる曲に仕上がっています。こう云うサウンドで、ヘッド・バンギングして脳味噌を振り回すのは、メタル・ミュージックを聴く醍醐味の一つ。

 そろそろメタル・ミュージックに心を許す気になってくれました?

 2曲聴いていただいた時点でお気づきかと思いますが、このバンドちょっと変わってるんです。つまり、喧しい音楽としてのアグレッシヴ・パートの攻撃性と、サビやギター・ソロで飛び出すメロディアス・パートの落差が凄まじいんです。

 急転直下でイメージがガラリと変貌する。

 最初はその部分で驚かれるかもしれませんが、大丈夫ですご安心ください、直ぐに楽しめますから!

 彼等は北欧のデス・メタル・バンドですが、北欧バンドが持っている抒情性はとても日本人の好みにマッチしている事が多いんですよね。

 いわゆる「泣き」ってやつです。

 ベタベタで時として笑ってしまう程、直球で憂いのある泣きメロが飛び出してきます、主にギターから。

 リード・ギタリストでありバンドの創設者でありメインソングライターのマイケル・アモットのセンスは、もっと日本で受け入れられるポテンシャルを秘めていると思うんですが、いかがでしょうか。

 さて、新作からはこの2曲を紹介したところで、1作前のアルバムからも曲をピックアップしてみますよ。

War Eternal / ARCH ENEMY

この前作「War Eternal」から、Vo.担当アリッサが本バンドに参加したんです。その一発目に公開されたPVは、タイトル・トラックであるこの曲。

 この曲を聴いて、僕を含め長年のファンは一先ず安心したのだと思います。と同時に、戸惑いもあったかもしれません。

 アンジェラとちょっと違う……。

 前任者はアンジェラと云う、これまた女性ヴォーカリストだったんですね。で日本を始めアンジェラは多くのメタル・ファンに広く受け入れられていました。いいグロウルを聴かせてくれていたんですよねー。

 ただ、アリッサはアンジェラが自らの引退に際し指名したアーティストだった経緯もあり、実力は折り紙付きでした。この曲は、十分に名刺代わりとして機能したんですね。アリッサ、いけるじゃん!と。

 と、ここまでついて来てくださったあなたは、もう気になってるでしょう、アンジェラってどんな感じよ、と。判ってます、判ってますってば。

 じゃアンジェラのグロウル聴いてみよ!

Revolution Begins / ARCH ENEMY

アンジェラ姐さんもカッコいいでしょう?彼女がARCH ENEMYに参加したのは、4thアルバムから8thアルバムまでです。アンジェラはこのバンドの存在感を押し上げる上で、大き過ぎる貢献を果たしました。

 この本気過ぎるヴォーカル・スタイルを聴いていただければ、そのインパクトはご理解いただけるんじゃないでしょうか。

 アリッサ加入前に既に引退しておりまして、今現在はバンドのマネジメントと云う形でARCH ENEMYサポートし続けている、情に厚いイイ女なのです。

今後も追い掛けざるを得ない

メタルとかハードロックとか、カテゴライズは時として大変便利なツールでして、解り合う間柄では言葉のコストパフォーマンスを上昇させる上で使い勝手が良いのですが、本当に素晴らしい作品やアーティストに出逢えた時つーのは、カテゴライズは必要なくなります。

 ARCH ENEMYもまた、そんな稀有なグループの一つでしょう。

 まだアリッサが加入してからのフルレンスのスタジオ・アルバムは2枚しか発表していませんが、今後の活動が最も楽しみなグループです。

 21年目のバンドが、過去の栄光のしがみ付くのではなく新たなチャレンジに果敢にも挑み続けた結果、過去最高傑作を世に放った稀有な存在ですからね。

最後に

現在ヘヴィ・ローテーション中です。皆さんも聴いて聴いて!あ、appleMusicにはないからね。■■

Will to Power

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written by つよ